当社では、吹付け作業・ローラーを使用した塗装を行っております。
一般家庭の塗装はもちろん、高層ビルの塗装・メンテナンスまで幅広く行っております。
建築塗装とは建物が作られていく中で発生する必要な工事のことで、錆びてしまった部分や、汚れてしまった部分の色の塗り替え、部品交換ができない部分を塗装でカバーする作業などがあります。
外壁・屋根の塗り替え工事を行うことで下地の保護になるため、建物を雨や風・カビなどから守ることができます。
吹付け作業とは、スプレーガンで塗料を吹付けて仕上げる工法。
塗料が噴霧されて均一な塗膜を作り出すことができるので、内外装を問わず行われている工法です。
吹付け塗装ならではの模様や質感を活かし、お客様のご希望のデザインで施工することが可能です。
クラックができて外壁が損傷していると塗装が必要になります。
クラックとは、建物の外壁や内壁、基礎などにできる亀裂やひび割れのことで、そのまま放置していると知らず知らずのうちにできてしまいます。
塗装工事に必要な工程
仮設工事
塗装工事の施工をする上で、安全作業と施工品質を確保するためには仮設足場が必要となります。施工業者によっては、延べ床面積や建坪などを基準に算出するところもありますが、当社では実際に施工する面積で算出いたします。 なお、屋根の勾配が大きく、安全面と施工の品質を確保することから、追加で足場が不可欠と判断した場合、屋根の足場費用を別途計上させて頂きます。
塗装の工事を行う場合、高圧洗浄で発生する水しぶきや、吹き付けではなくても風に乗って細かい塗料が飛散する危険性があるため、足場を外側から全体的にメッシュのシートで覆い、塗料の飛散を防止します。基本的には仮設足場と同じ数量となります。
資材を運ぶトラックなどが施工する建物の前に停車することが出来ない場合や、隣との間が非常に狭く、明らかに作業の効率が悪くなると判断される場合は、小運搬や狭小作業割増の費用が別途かかります。建物の階層が高ければ高さに応じて単価は上がっていきます。
外壁下地処理
外壁にクラックが見られる場合、クラックの種類(構造クラックもしくはヘアークラック)によって最適なクラック処理(下地処理)が必要になります。
シーリング工事
外壁がサイデイングやALCパネルの場合は、一番重要な下地処理がシーリング処理です。
ALCパネルの場合は、目地の部分が凹の形状なので、必ず打ち替えを行うという作業は必要はありません。既存シーリングの上から増し打ちをして、そこから10年以上を保った方が、コストパフォーマンスのバランスがとれる場合もあります。現場の状況に合わせた施工を行います。
サイデイングの場合は、目地部分はALCのように凹状ではないので、増し打ち作業を行ったとしてもシーリングが効果を発揮するための厚みを確保することが難しくなります。そのため、耐久性の確保をするために打ち替えを行います。
外壁塗装
外壁塗装の前提として下塗りが必要となります。シーラーと微弾性フィラーとエポキシなどの下塗り材があり、素材と上塗り材を密着させる機能があるため下地の劣化具合によって下塗り材を選定します。
普通はローラーで塗装をしますが、クラックが多い場合はクラック処理後、補修の跡が目立たないようにローラーで肌合せします。劣化している状況によっては、下塗りを2回行う必要がある場合もあります。
大体の場合、上塗りは同じ材料を2度塗ることで最適な膜厚を確保します。また、最後に透明のクリアー材を塗布することで低汚染性を格段に向上させる機能を持たせることが可能になります。
高い耐久性のフッ素や、付加価値の高い光触媒などの塗料ほど材料のコストが高いのでそれに比例して単価が高くなります。塗料を選ぶことに関しては、費用と耐久性の2つを前提にして選定することが重要です。
屋根下地処理
下地処理の一番基本的な作業として、高圧洗浄を行います。古い塗膜が劣化し剥がれが生じている場合はトルネード洗浄を行います。
スレート屋根ではなく、主に鋼鈑屋根の下地処理としてケレンという作業を行います。サンドペーパー等の手工具とサンダーなどの電動工具によって錆を取り除き、鋼鈑を目粗して、塗料と屋根の密着力を強化していく工程です。錆の度合いによって作業時間のかかり方が違うため、それによって費用も変わっていきます。
屋根塗装
まず、スレート屋根のであれば浸透プライマー、鋼鈑屋根のであれば錆止め塗料の下塗り工程が必要です。スレート屋根の場合は、風化が進みプライマーの浸透が激しい場合には、2〜3回塗布する2回塗布することが必要になる場合があります。
上塗りは屋根の素材を守る作業で、同じ塗料を2回塗ります。高耐久で遮熱機能を持つ塗料ほど材料費が高いため、単価も高くなります。
屋根塗装に欠かす事の出来ない縁切りという作業があります。瓦の重なり部分が塗料で密着すると雨水が毛細管現象により吸い込まれて排水されにくくなり、これによって雨漏りや下地合板の腐食が起こります。これを回避するための工程として縁切りを行います。
その他外装塗装工事
下記表の、破風、軒裏、雨樋、庇屋根等がありますが、鉄骨階段や手摺がある場合には、項目を追加しお見積させて頂きます。なお、鉄骨階段や手摺は、個々の建物によって形が異なる場合が多く、また、鉄部は劣化状況によっては下地の処理が大きく違ってくるので、基本単価を設定することは難しいのです。
料金に関してはお問い合わせから、無料見積もり
塗装と一言で言っても塗る箇所や部材、現場の状況などによって工程が大きく異なります。そのため、金額にも大きく幅があるのが現実。
株式会社IRIでは現場を確認して、無料でお見積もりさせていただいております。まずはお気軽にお問い合わせください。